下図のような画像を出して「マスクの隙間は新型コロナウイルスより大きいから意味がない」と主張する人がいます。
上のマスクの絵は明らかに不適切です。
現在一般人が装着するように勧められている不織布マスクは、上図または下図のような単純な構造ではありません。
こちらが実際のマスクの構造により近い絵です。
その他の参考記事
マスクにも使用されている静電フィルターの実験
静電気によって微粒子をくっつける仕組みを静電フィルターと呼び、空気清浄機などに使われています。また、普通のマスクでは遮断できない黄砂やPM2.5、かぜなどのウイルスもキャッチできる高機能マスクにも応用されています。
「マスクの隙間はウイルスより大きいから効果がない」はデマ(伊賀治氏)
「マスクの隙間はウイルスより大きいから効果がない」はデマ。隙間より小さな粒子でもブラウン拡散等で繊維に付着する。PFE99%規格品なら約0.1㎛粒子を99%ろ過(捕集)できる。但し、マスクをすれば安全と過信しないこと。エアロゾル感染には併せて換気対策が重要となる。
https://note.com/osamu_iga/n/n1edc24484856?magazine_key=mf60e4037b469
COVID-19FactCheck[マスク編](伊賀治氏)
https://note.com/osamu_iga/m/mf60e4037b469
マスクは必要?不要?現状に憤る理系院卒が解説します!(翡翠氏)
実は、マスクのフィルターとしての効果は、”ふるい”として網目より大きな粒子を引っかけることではなく、静電気やファンデルワールス力により繊維の表面に粒子を付着させることで効果を発揮しているのです(日本エアロゾル学会)。
マスクには感染拡大を抑える効果がないと考えている人たちの「ウイルスは小さいのでマスクの繊維の隙間を通り抜ける」という説明は、根本的に間違っているのです。むしろ、粒子が小さくなるほど静電気の力やファンデルワールス力で繊維に吸着しやすくなります。
https://note.com/kawasemi_no_hina/n/nfe9cd9bc26a6
撥水性、電荷吸着性、化学吸着性など複数の遮蔽効果
補足しておきますと。私は高分子屋なので「不織布は紙」と言われると「違うポリプロピレンだ」と明確に反論します。また「不織布の目をすり抜ける」は、ウレタンマスクならそうかもしれないが3層不織布マスクは撥水性、電荷吸着性、化学吸着性など複数の遮蔽効果が見込まれるものだと反論します。
https://twitter.com/kassy32152870/status/1451808964568502273プチバズということで、宣伝ではなく訂正させて下さいm(_ _)m △不織布はポリプロピレン製 ◯3層不織布マスクに使用されている不織布はポリプロピレン製 ×電荷吸着性(ミス) ○電気的吸着性、静電気的吸着性 △化学吸着性 ○化学的吸着性
https://twitter.com/kassy32152870/status/1452431401236656128
マスクの効果があることを示す調査・研究の記事|ほえのブログ
検索キーワード:スカスカ サッカーのゴールネット 大きさ