「ワクチンのせいで２８歳のサラさんは脳卒中になり亡くなった」はデマ

次のような画像を出して「新型コロナワクチンを接種したせいで２８歳のサラさんは脳卒中になり亡くなった」と主張する人がいますが、デマです。

ベッドに横たわるサラ・スティックルズ（Sara Stickles）さん、ウィスコンシン州の２８歳の看護師

サラさんは、ファイザー製の新型コロナワクチン（２回目）を摂取した後、２０２１年２月８日に脳動脈瘤と思われる症状で昏睡状態に陥り、病院に運ばれました。

以下の画像はそのときの様子を伝えるサラさんの姉妹によるFacebookの投稿です。

翌日、姉のジェイミーさんは次のように伝えています。

（医師によると）原因は動脈瘤なのか、脳動静脈奇形（AVM）なのか、腫瘍なのか、別のものなのか、分からない。脳をもっと調べなければならないようだ。

そして２月１９日、ジェイミーさんは、２月１８日にサラさんが亡くなったという悲しみの報告と共に、死因が脳動静脈奇形（AVM）であったことを明らかにしています。

脳動静脈奇形（AVM）は、胎児期から小児のときにかけてできる脳の血管の奇形です。ワクチンとの因果関係は否定されています。

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