デマの内容
と主張する人がいますが、デマです。
家族とよみうりランドプールに行ってきました
前売り制だけど、かなり客入れてたよ
皆ヨダレダラダラ垂らして
密密で大声、飛沫飛ばしまくって
水の中で体液排泄物共有しながら
誰も何も心配せず楽しんでた
プールっていい
コロナ騒動が嘘ということがはっきり判るhttps://twitter.com/Awakend_Citizen/status/1423241278397980682
デマがどうこう以前に、気味悪い考え方が気になりますね。
結論
管理・消毒された水を介して新型コロナが感染するという科学的報告はなく、プールで泳ぐことは安全とされています。
ただし、
- 他人の飛沫を浴びないように他人との距離を取る
- 更衣室などでは通常通りの感染対策をする
などの注意は必要です。
詳細
WHOの見解
Q. Am I likely to get COVID-19 is I swim in a swimming pool?
プールで泳ぐと新型コロナに感染する可能性が高いですか?Fact: Swimming in a well-maintained, properly chlorinated pool is safe.
事実:適切に管理され、適切に塩素消毒されたプールならば泳いでも安全です。However, it is advisable to stay away from al crowded areas including crowded swimming pools.
ただし、人混みの多いプールなどは避けたほうがいいでしょう。Keep 1 metre distance from people who sneeze or cough even in a swimming area.
水泳場でも、くしゃみや咳をする人から1mは離れるようにしてください。
CDCの見解
CDC is not aware of any scientific reports of the virus that causes COVID-19 spreading to people through the water in pools, hot tubs, water playgrounds, or other treated aquatic venues.
CDCは、新型コロナが、プール/ホットタブ/ウォータープレイグラウンド/その他の消毒済みの水場の水を介して感染するという科学的報告を受けていません。Guidance for Public Pools, Hot Tubs, and Water Playgrounds During COVID-19 (CDC)
遊泳用プール水の安全性についての専門家からの見解(西武園ゆうえんち)(抜粋)
一般的にインフルエンザウイルスなどは水に弱く、プールなど湿度 50%以上の環境下では、不活性化する傾向にあり、新型コロナウイルスも同様とみられています。手洗いやうがいが奨励されていることでも分かると思います。
湿度が 50%以上になるとウイルスはその外観形状を残したままスパイク・タンパク質が変性し、不活性化(感染しなくなる)します。20 分後には 90%以上が失活(死滅)します。
プールは、この水を塩素消毒してあり、通常の塩素消毒で、ほとんどのウイルスは確実に不活性化されます。
プールで塩素消毒に用いている 12%次亜塩素酸ナトリウム液は、不活性化速度を極端に速くできる薬剤です。
次亜塩素酸水溶液の抗ウイルス力は、筆者算定で「アルコール消毒」の 150,000 倍(CT 値比較※)と判明しています。塩素濃度 1.0 mg/L であれば 1 分 30 秒でウイルスは不活性化されることは実験で証明されています。
※CT 値とは、国際的な殺菌効果を表す値で、殺菌剤の濃度〔mg/L)と殺菌所要時間〔min〕の乗数で示す。
屋内プールは高温多湿(通常 80%以上)ですので、ウイルスが活性化されることは考えづらいです。プール環境の湿度(屋外 50~60%)や次亜塩素酸ナトリウムによる殺菌消毒の徹底した管理によって、プール施設内は感染防止に非常に優れた環境でもあります。
「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)」は RNA ウイルスの一種でエンベロープ(+)であり、このエンベロープ(+)のウイルスは消毒液の抵抗性については低いものです。
今般、アルコール消毒が新型コロナウイルスに対しての有効性が高いとなっておりますが、プールが関係する遊離塩素はアルコール消毒に比して、ウイルスの場合は150,000 倍、大腸菌の場合は約 25 倍の消毒力があります。プール水による経口感染は非常に低いと言えます。
スポーツ庁は、社会体育施設の感染拡大予防について専門家会議の提言等を参考にまとめた「社会体育施設の再開に向けた感染拡大予防ガイドライン」(2020 年5月25 日改訂)の中で、関係法令等に従い「プールの水質基準」を適切に管理すれば「プールにおいては、水を介した感染リスクは極めて低いと考えられています」としています。
また、同庁は、2020 年 5 月 22 日に学校の水泳授業の取扱いについて、感染症の専門家の見解を踏まえ「プール水の遊離残留塩素濃度が適切に管理されている場合においては、水中感
染のリスクは低いと指摘されている」としており、実施が可能だとする見解をまとめ、各都道府県・教育委員会などに連絡しています。https://www.seibu-leisure.co.jp/amusement_park_waterevidence.pdf